●山形新幹線の現状と課題
山形新幹線は、平成4年に東京〜山形間で開業し、平成11年の新庄延伸を経て、令和4年7月には開業30周年を迎えました。この間、県民生活やビジネス、観光などに欠かすことができない本県と首都圏を結ぶ重要な公共交通機関として、本県の発展に大きく貢献してきました。
一方、運行の安定性の確保が大きな課題となっています。山形新幹線は、福島から新庄までの区間は在来線に乗り入れて走行するため、雨、雪などの自然条件や動物との衝突などによる運休や遅延が多く発生しており、このうち山岳区間を走る福島〜米沢間に起因するものが約4割を占めています。
●米沢トンネル(仮称)の整備計画
①整備計画の概要
こうした課題を大きく改善するため、JR東日本では、「山形新幹線米沢トンネル(仮称)」の整備を計画しており、県も協力して推進しています。この計画は、福島〜米沢間に約23㎞のトンネルを整備するというもので、実現すれば、この区間の自然条件などの影響が大幅に軽減され、運休・遅延の少ない安定的な運行が可能になるとともに、10分強の時間短縮効果も見込まれています。
計画当初の想定では、工期は着工から完成まで約15年を要し、総事業費は約1,500億円を見込んでいます。
②県の取組み
米沢トンネル(仮称)の整備を早期に実現するため、令和4年度に県とJR東日本との間で「山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画の推進に関する覚書」を締結し、現在は、具体的なルートを検討するための共同調査を行っています。さらに、令和6年度からは、概算事業費として約1,500億円が見込まれる米沢トンネル(仮称)について、将来の整備費用の負担に備えて「山形県山形新幹線新トンネル整備基金」を創設し、積み立てていくこととしました。
●寄付の使い道
お寄せいただいた寄付金は、基金への積み立てを行い、山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備のために大切に活用させていただきます。
「山形県の未来を拓く希望のトンネル」山形新幹線米沢トンネル(仮称)の早期実現に向けて、皆様からの温かいご支援を心よりお待ちしております。
【お問合せ先】
山形県みらい企画創造部 総合交通政策課
電話番号 023-630-2826
山形新幹線は、平成4年に東京〜山形間で開業し、平成11年の新庄延伸を経て、令和4年7月には開業30周年を迎えました。この間、県民生活やビジネス、観光などに欠かすことができない本県と首都圏を結ぶ重要な公共交通機関として、本県の発展に大きく貢献してきました。
一方、運行の安定性の確保が大きな課題となっています。山形新幹線は、福島から新庄までの区間は在来線に乗り入れて走行するため、雨、雪などの自然条件や動物との衝突などによる運休や遅延が多く発生しており、このうち山岳区間を走る福島〜米沢間に起因するものが約4割を占めています。
●米沢トンネル(仮称)の整備計画
①整備計画の概要
こうした課題を大きく改善するため、JR東日本では、「山形新幹線米沢トンネル(仮称)」の整備を計画しており、県も協力して推進しています。この計画は、福島〜米沢間に約23㎞のトンネルを整備するというもので、実現すれば、この区間の自然条件などの影響が大幅に軽減され、運休・遅延の少ない安定的な運行が可能になるとともに、10分強の時間短縮効果も見込まれています。
計画当初の想定では、工期は着工から完成まで約15年を要し、総事業費は約1,500億円を見込んでいます。
②県の取組み
米沢トンネル(仮称)の整備を早期に実現するため、令和4年度に県とJR東日本との間で「山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画の推進に関する覚書」を締結し、現在は、具体的なルートを検討するための共同調査を行っています。さらに、令和6年度からは、概算事業費として約1,500億円が見込まれる米沢トンネル(仮称)について、将来の整備費用の負担に備えて「山形県山形新幹線新トンネル整備基金」を創設し、積み立てていくこととしました。
●寄付の使い道
お寄せいただいた寄付金は、基金への積み立てを行い、山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備のために大切に活用させていただきます。
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- 山形県みらい企画創造部 総合交通政策課
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