05-19 播州織タテ糸扇ピアス

兵庫県西脇市の地場産業として、200年以上の歴史を持つ播州織。
西脇市は播州織の繁栄により、発展を遂げてきており、今でも織物の工場が市内に所在しています。
播州織は糸を先に染め、染め上がった糸で柄を織る先染織物と呼ばれる手法を用いています。
この独特の製法により、自然な風合い、豊かな色彩、素晴らしい肌触りの生地に仕上がり、シャツやハンカチなど様々な製品に加工されます。
播州織は国内先染織物の70％以上のシェアを占めております。

そんな播州織製品や播州織の生地を作るうえで、必ず出てくるものが端切れです。
サイズの調整や見栄えを整えるために、切り落とされる端切れは捨てられてしまうことがほとんどです。
職人さんが丁寧に染め上げた糸、繊細に織られた生地を捨ててしまうのはもったいないということで、その端切れを再利用したアクセサリーが登場しました。

この品は、タテ糸のみに糊をつけるサイジングの工程で生まれた端切れを用いているため、通常の生地よりパリッとした仕上がりで結婚式などのフォーマルな恰好や普段のカジュアルな恰好のどちらにも合わせやすくなっています。
ひとつひとつ丁寧に手作りされた品で、それぞれ織り方も異なりますので、同じものは他にない世界で一つだけのアクセサリーです。
ピアスとイヤリングがございますので、ご希望の方をお選びください。

染色や織物の工場があるからこそできる播州織の産地ならではの返礼品です。

※カラーはおおよそのお色味をお選びいただき、近い色のものを見繕わせていただきます。
※端切れは生地の注文によって生まれるものですので、在庫がない場合がございます。状況によってはお届けまでに大変お時間をいただく可能性がございますので、ご了承ください。

〔製作者：藤井佳代さん〕