g.ノッティング（椅子敷き）

～手仕事で生まれた民藝品の良さを味わってください～

厚みがありふんわりと弾力があり座り心地が良く、
撚り-より-が強い糸を使用しているためフローリングや畳の上でも直に敷いて座れます。

ウールの糸を使用しているため温かく、
夏場は冷房の効いた部屋での冷え対策にもなるため年中使っていただけます。
デザインはほとんどがシンプルな幾何学模様のため、様々なインテリアのテイストに調和しやすいです。

使い込んでいくと毛束が締まり、風合いの変化を楽しめます。

見た目に手作りの「あたたかさ」が伝わってきます。
気分を落ち着かせるだけでなく暮らしの価値をも映し出す小物です。


”ノッティング”とは
強く張った経糸-たていと-に束にした緯糸-よこいと-を手で結び付けて織る技法のことです。（英語で結ぶはKnot－ノット－）
こちらの椅子敷きは、倉敷市にある手織り、手染めの学び舎「倉敷本染手織研究所」の創設者、外村吉之介先生が考案したものです。
「倉敷本染手織研究所」で技法を習得した製作者が時間をかけて１枚ずつ丁寧に作りました。


お手入れ方法：
セーターを洗うのと基本は同じです。
できれば夏場に行ってください。
毛糸用洗剤を使用して押し洗い後、ネットに入れて洗濯機で脱水してください。
形を整えて裏返しにし（裏面の結び目部分が一番乾きにくいため）、天日干しを行っていただくと、再びウール糸が空気を含みふんわりとします。
手織りで頑丈ですので、大事に使っていただくと２０年ほどは敷いていただけます。