ゲストさん
桐の良さが最高に発揮されたプレイスマット
早速お届けいただきありがとうございました。折敷(≒プレイスマット)は、アンティーク含め数種類持っていますが、桐製は初めて。手に取るとさすが桐ならではの軽さ、そしてなんと6ミリの薄さの中に、技巧として高度な「框組」を木組みとして仕込み、トータルで桐の収縮と反りをコントロールされているとは!現代の暮らしに生かす発想を、長らく高品質な桐箪笥を手掛けられる職人の方々の研鑚に裏打ちされた技巧で、あくまでもさりげなく、しかしここまでの製品に仕上げられた努力に心打たれます。今回は3色の中で、自然素材系のプレースマットでは珍しいグレーを選択させていただきましたが、大正解。青絵(和風なら古伊万里系、洋風なら大倉陶園やロイヤルコペンハーゲンなど)に合わせると非常に美しく、ナチュラル系のカラーでは出せない雰囲気となりました。桐は食器の高台とのあたりも柔らく、これは加えて水洗いOKなお手入れのしやすさということで、日々の食卓が気負いなく楽しくなりそうです。良いお品をありがとうございました。これからも手掛けられたお品が世の中に広まりますように。...